2012.11..6 ポルトガル旅行 5日目
Marvao~Redondo~Monsaraz~Evora
マルヴァオン ~ ルドンド ~ モンサラーシュ ~ エヴォラ

ルドンドからモンサラーシュは 標高332m(るるぶより)
ポルトガルで最も美しい村、と言われているので ここは外せない。
いま画像で見たら やっぱり綺麗だったんだ。。。と思います。
 車で約1時間、景色は どこまでも こんな感じ
この村も 道をのぼって 小高い所にあります。 バスは日に 5本程度
この地方を見るならば 車をお勧めします。


ただ 美しい村で有名。貸家の看板がたくさんありました。
ここも過疎の村かも。 古そうな城跡にまず行きました


壊れかけた教会。このまま静かに朽ちていくさまも美しいと思う
砂に帰れ


こういう城門を車で通過するのですが 大きいのもあれば
狭いぎりぎりもあるのです。靴は絶対にスニーカーまたはブーツ
ヒールなんてとんでもない石畳



城跡から 新しい教会へ 人けのある村に向かって歩く


標高の高い場所にあり、路地や道が狭い、それも 美しい


土産物屋さん。


カテドラル前の通り。


お婆ちゃんも 穏やかにモデルさんを引き受けてくださる。
日陰で休んでらしたのかな。 雑誌で見た通り ほんとに 黒いお姿なのですね


さて Monsaraz モンサラーシュからEvoraへ移動
町です。車も多く 一方通行も多い。しかも ホテルは 町のほぼ中心
ローマ神殿のすぐ近くの ホテルを取りました。 これがなかなか アプローチが大変。
車を停めるところがない。 まず 教会の駐車場に停めておいて
ホテルを 歩いて見つけて チェックイン。 それから
ホテルの頼んでおいた 駐車場へ 車を停めるのですが。フロントのおじさん
Mapに ここって印を入れてくれても 駐車場に ホテルの名前が書いてない
しかも 探してるうちに 一方通行だから ユーターンできず。。。
結局 ローマ神殿の すぐ近くのカテドラル前の 1泊 € 10の有料パーキングだったのですが
これが エヴォラの中心部の主線道路だと 思います。この通りを
5回くらい 反時計回りに ぐるぐる回って 駐車場を探す。 
ホテルから離れている しかも 看板なし なので警察署の前を
レフト レフト レフト と怖い顔して ムッとした お巡りさんに
教えられても それでまた 戻ってきたら。
レフト レフト レフト・・・という
で また 一周して戻ってきたら。。。

はあ 知らない(--メ)といっか顔つき
だって 表示がないのです。 ここがその駐車場という
よって エヴォラに心地よい記憶は少なく、 ショッピングが楽しそうだけど
土産物屋は もうそれは観光名所お決まりの土産物屋であり。。



唯一よかったことは その日の夜の食事は
ホテルから 予約いれてもらって
フィラーリョ Restaurante Cervejaria Fialho 


間口が狭いので え??ここが?と 言った感じの入口
アレンテージョ地方の郷土料理のレシピ本も出した有名店(るるぶより)
入口で 予約名を告げると 奥の部屋に通された
隣の席と 椅子がくっつきそうなほど 狭いフロアですが
手慣れた いかにも腕のよさそうな ウェイターさんが2名
てきぱきと フロアを動き回って忙しそう。

いつも通り 定番と スープと メインは グリルどポークとポテトを
1人前注文して 2人に分けてもらいました。
空間が狭いので 近くの品の良い 地元のお客様たちに圧倒されて
写真が 撮りにくい。 でも 雰囲気はカジュアル
しかし 客層が だれもかれも知的レベルが高そうな。。。
ワインで会話を ゆっくり延々
楽しんでいそうな 老人グループや 一人で来ている インテリっぽい青年や

私達のような旅行者風な二人ずれ じつは この方たちとはあとで再会するのです。

ここの ウェイターさんの仕事ぶりは じつにスマートでした。
空いた皿の下げるタイミング。 サービスするときの間合い
ほんとに狭い店内を 2人で忙しそうに動き回る、くらい 流行ってるお店

で 帰るとき 立ち上がって 回れ右してみたら ななななんと!!!
壁一面に 有名人が このお店に訪れたときの 写真が アートのように
貼ってある。 ええええええ これって

と のけぞりながら アイコンタクトで 有能スマートなウェイターさんに
壁を指さして 「ここって 有名なん!!!??」と 言ったら

可愛く うんと ニッとして 小さく誇りをもって頷く仕草と表情に 完璧なる自信を感じて
恐れ入りました。 ほんとに 素敵なレストランでした。

されど ホテルのほうは フロントのおじさんとても 大雑把でアバウト
そして 部屋は 暗くて 窓は上のほうにあって
 エアコンはあったけど寒ざむしかった。。。ので
 旅行中で 一番不便だったかも 狭い道と 一方通行に泣かされたので
レストラン以外 エヴォラには よい記憶はなし

しかし 1204年に 着工から60年かかって完成したカテドラルで
その 昔むかし 日本の天正遣欧少年使節団
が この地を訪れて、パイプオルガンの腕を披露したなんて。。感動する
このポルトガルの地の アレンテージョのエヴォラまで いったい何日かけて
来たのでしょう。
  
さて エヴォラでのホテルの朝食時に 日本人の女性から声をかけられました
『あの 昨日のレストランで お会いしましたよね!!』
あ、東洋人の女性が座っているなと 思いました。昨夜の。。
偶然ですね~~レストランも ホテルも同じなんて

聞けば ブラジル人の旦那様と結婚して サンパウロ在住の方で
日本の妹さんから 『るるぶ』を送ってもらい それで調べて
ポルトガルとスペインの旅を ご夫婦でされているとか

我々は12日に帰国するので 良かったのですが、 
14日に 全面ストで交通機関全部ストップですよ。と 教えて下さった。


さて 翌日 は Evora エヴォラから 
途中 サンタレン Santaremへ寄り道して

宝石箱のようなObidos オビドスへ