2006.1.22
都美術館めぐり 一人旅〜
朝一番に目指したのは 日暮里朝倉彫塑館

雪上がりの 晴天は 青い空と白い雪と 湿った木々と石の濃い色が
 ちょっと心地よい緊張感と すがすがしい印象を与えてくれます。



昭和10年にすでに コンクリート打ちっ放しの アトリエを設計 窓の手すりのデザインも
朝倉氏が されたそうです。ベランダの手すりは 最初 画像右側の色だったそうです。
はめ込まれた丸い石は 四国から取り寄せたもので 玄関の入り口の石は 広島から
取り寄せたモノだそうです。

2階の和室横の廊下の窓です。そして 窓の向かって左側 開いている窓ガラスの向こう 下部分に
目を 凝らしてみてください


答えは。。。。じゃん!え?まだ見えない?わからない?(--;) ウ



これで どうだ!!
なんとなんと このアトリエ(昭和10年)が出来た時から このように
寒いよう〜ぶるぶると 震えながら座っているそうです。
初期のアトリエの上にのっていますが、初期のアトリエは開放されていませんでした。



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解説文より
この建物は 朝倉文夫が構想から完成まで 7年の年月をかけて
昭和10年に完成した全体を朝陽閣(ちょうようかく)と称していました。
この朝陽の間は 本館を代表する日本まで 広く内外の知名人が 来館のおり
応接の場として使われたものです。
部屋全体の感じが「円(まるみ)」を もつように 工夫され 凝った素材と
独特のデザインが従来の日本建築様式とは 異なる空間を作りだしています。

一、神代杉の天井(伊豆の山の地中から掘り出されたもの)
一、松の1枚板の床板(宮崎県産)
一、瑪瑙(めのう)の壁 内座敷は砕いた瑪瑙(めのう)を壁に塗り込んだもの
一、障子は天井との調和をとるために、さんを面皮にする
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●直径が2.5mはありそうな 円卓 半月の1枚板が2枚
その板を下で支える 組み立て式の足

●階段の手すり

●猫の間

どこもかしこも 暖かみと見所たくさん リピーターになる気持ちわかります。

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