2003.10.17〜19        M’s ボタニカルアート 教室展
           in 他人吉の蔵

  蔵のなかでは 午後1時からと 午後3時から 

横笛奏者 福原一間氏と 琵琶の奏者 オオノさんの演奏があった

静かさが基本。。。ということで 私たちからの宣伝は 最小限に 控えていた

午後一時 早くから 良い席をと 早めに来てくださる お客さま

午後3時からの演奏は 客足が少し引き始めた頃 蔵の扉を 二カ所とも 閉じて

ほぼ全員集合した ボタニカル仲間と 偶然居合わせた 数組のお客さまだけの 

幸運で贅沢な時間

二回目は 二階から 見下ろすように聴いてみた

福原先生の 笛の袋には なんと10本近い笛が入っている

その時の曲に 合わせて笛を選ばれているのだろう。。。


画像をクリックすると 福原氏のHPにリンクします


琵琶奏者の オオノさん

楚々とした方で 口数少なく

未だかつて 出会った事のない

素晴らしく 品の良い方だった

琵琶の音も 歌もはじめて聴く

楚々とした彼女の 腹から出る

安定し落ち着いた歌声に まず驚く

つぎに 演奏後 楽屋裏?の3階で

階下で お客さまと お話しをされている

福原先生が お話しが終わるまでずっと

静かに待ち続ける

せっかちな 私なら さっさと着替えて

先生お先に!(。・_・。)ノと 言ってしまいそうだが

彼女は ちがう!!

先生が 立たれるまで じっと待つ

日が傾き 薄暗くなった部屋でも 灯りは?とも

騒がず じっと 待つ

ドタバタと 片付けはじめ 物を運びながら

階段で 今一度 「今日は ありがとうございました」

と 声をかける私に 両手を畳につき 美しい

お辞儀で 「ありがとうございました」m(__)mと

 乱れることのない 品の良い やさしい静かな口調

。。私にはない「静」と「品」が。。。

ε-(´・`) フー このような方が 存在したのか

それとも こういう世界なのか。。。
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